日本で言う「ビタミン」を英語の発音では【バイタミン】韓国語も英語発音に近かったように思います。
① 中国語の発音は、どんなのでしょうか
② 日本人はどうして【バイタミン】と言わなかったのでしょうか?
③ そもそも、【バイタミン】と言い出した最初の人は誰?
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ドイツ語ではありません。ドイツ語の vi は フィー という発音ですから、ドイツ語から入ったなら ビタミン にも ヴィタミン にも バイタミン にもなりません。
Vitamin(e) と名づけたのはポーランド人 Kazimierz Funk カジミエルツ・フンクです。日本語Wikiにカジミール・フンクとあるのは、フンクが名のったフランス語名 Casimir から来ています。いずれにせよ、ドイツ語は関係ありません。
Vitamin の vita は、ラテン語の「命」です。古典ラテン語の発音だと「ウィータ」ですが、フランス語でもポーランド語でも近代語の多くで「ヴィタ」と発音されます。今の英語ではなまって「ヴァイタ」となりますが、1920年ごろは英語でもそのまま外来語として「ヴィタ」と発音していたようです。後に綴りにつられて英語発音が「ヴァイタ」に訛りました。
日本語の「ビタミン」は、当時の国際的な発音「ヴィタ」が日本語発音で「ビタ」になまったものです。
1.中国語では、「維生素 weishengsu ウェイションスー」です。意訳しています。古くは「維他命 weitaming ウェイターミン」と音訳しました。
2.1910-1920年ごろ、英語は今ほど国際語ではなく、Vitamin は英語ではないうえに、当時の英語でも外来語である vitamin を ヴィタミン と発音していたのです。日本語の「ビタミン」は当時のその国際的な発音がそのまま入って、v が b に訛った形です。「バイタミン」はそれがその後に英語風に訛った発音です。日本がアメリカ英語の文化支配下に入った戦後にはすでに「ビタミン」が定着していたから、改めて英語訛りが入り込む余地がなかったのです。
韓国で「バイタミン」というのは、最近の英語かぶれインテリの方言のようなものでしょう。辞書で調べるかぎり、韓国標準語では bitamin ビタミン~ピタミン です。
3.英語で vaitəmin と発音をしたのは、アメリカの一般人です。上に書いたように、教養ある英語人は、初めは外来語として vitəmin と発音していたようです。今の英語の辞書にも発音が両方のっています。別の方の回答にあるように、イギリスでは今も vitəmin という発音があるそうです。
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そもそも英語の二重母音は厄介ですよね。英語の発音は規則性がない! その点ヨーロッパ言語は素直ですよ。
※答えでなくてごめんなさい。 愚痴になってしまいました。
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回答になってませんが、一言…。
イギリスではビタミン(でもやっぱりヴィタミンと下唇を噛んで発音するけど)で通じます。
私が住んでる国はイギリス英語を話すのでビタミンで通じるときも結構あります。
ちなみに、韓国人は日本の英語発音を笑いますが、英語圏の人からしたら、日本語英語も韓国語英語もどちらも同じでどっちがいいとかいう順位はつけられないそうです。
(東京2年・ソウル2年住んで英語の先生をした人と、今住んでるところの英語学校の先生数人の意見です。)
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ビタミンはドイツ語の音のようです。エネルギーもドイツ語読みですね(英語圏ではエナジー)。
http://dictionary.www.infoseek.co.jp/?ii=0&lp=0&sm=1&sc=1&gr=ml&qt=...
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もともとはVital Amine ヴァイタル・アミンと呼ばれていたものが、ヴァイタミンになり、普及したものです。ビタミンという呼び方はたぶん↑の方の言われるようにドイツ語読みだったと思えます。
詳しくは下をどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3
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英語読みじゃないのかもしれんな。
カロチンがカロテンになったのは、ドイツ語読みを
英語に直したからだって言うが。
いや、知らんよ?
日本の医療系ってまだまだドイツ語が強い。
英語だと○○ゼパンって読む薬も、日本だと○○ゼパムだしな。
カルテも昔はドイツ語で書いてたというし。
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